地域密着型サービス外部評価(以下外部評価と記述)とは、全国のすべてのグループホーム(認知症高齢者)が年1回受けることが法律で決められている第三者評価である。(一定の条件で2年に1回になる)事業者が行うサービスの質の評価の客観性を高め、サービスの質の向上を図ることを目的としている。外部評価の評価領域は4領域55項目で、うち20項目が外部評価として実施している。
毎年の調査で、評価項目も同じで事業所・評価調査者ともにマンネリになっている。1日の訪問調査では限界がある。事業所の良さや課題を的確に抽出できないなどの評価調査者自身の問題も多い。さらに指導はできないなど事業所のニーズに対応できない面もある。
利用者の選択のための情報提供など社会貢献の面から重要な仕事と理解している。今後は調査評価の限界である課題の抽出のみでなく、解決に向けた支援を実践していきたい。「介護事業経営マネジメント支援事業」などにも積極的に関与していきたいと考えている。