高橋正三

外部評価調査員として

はじめに

 地域密着型サービス外部評価(以下外部評価と記述)とは、全国のすべてのグループホーム(認知症高齢者)が年1回受けることが法律で決められている第三者評価である。(一定の条件で2年に1回になる)事業者が行うサービスの質の評価の客観性を高め、サービスの質の向上を図ることを目的としている。外部評価の評価領域は4領域55項目で、うち20項目が外部評価として実施している。

外部評価の流れ

① 評価依頼

② 外部評価実施にかかる契約締結

③ 事前調査(自己評価・家族アンケート)

④ 訪問調査事前準備(調査結果の読み込)

⑤ 訪問調査(対話・観察による確認)

⑥ 評価確定に向けた点検作業

⑦ 評価結果の報告と公表

   ④ ⑤が外部評価調査である。

外部評価の課題

 毎年の調査で、評価項目も同じで事業所・評価調査者ともにマンネリになっている。1日の訪問調査では限界がある。事業所の良さや課題を的確に抽出できないなどの評価調査者自身の問題も多い。さらに指導はできないなど事業所のニーズに対応できない面もある。

評価調査員に求められる適正

利用者本位の姿勢

② 事業所の支援者としての姿勢

③ 公平・客観的、科学的な姿勢

④ 前向きな関係づくりの姿勢

⑤ 探求・実践していく姿勢が求められる。

まとめ

 利用者の選択のための情報提供など社会貢献の面から重要な仕事と理解している。今後は調査評価の限界である課題の抽出のみでなく、解決に向けた支援を実践していきたい。「介護事業経営マネジメント支援事業」などにも積極的に関与していきたいと考えている。