飯田 肇

三度目の青森ねぶた

“主役は子供達へ、そして孫たちの交流のはじまりに”

(コンサルの原点を再認識できた旅でした。)

 最初の“青森ねぶた”は43年前に中小企業大学校診断士養成研修で寮の朝飯を当番制で作り、食べていた仲間との夏休みの東北旅行でした。

 観光化する前の“ハネト”の熱い躍動が鮮明に思い出されます。

 

 二度目は、卒業後仲間で毎年夏に家族一緒に旅行するようになり、三回目の“ねぶた&十和田湖旅行”の時です。

 この頃には、観光客にハネトの衣装で“ハネト”ができるようになり子供たちと一緒に“ハネト”を堪能しました。

 三度目の今年は、昨年盛岡の友達の見舞いに行った時に“ハネト”の感動を味わいたいねと話が出て、青森の友達が宿の手配などお膳立てしてくれて総勢23名の大所帯でした。

 

 二度目の時に“ハネト”を堪能した子供たちがそれぞれの子供と一緒に“ハネト”の躍動を楽しんでいました。

 

 そして、子供・孫たちは、ロープの枠から出て我々の観覧席の前で、躍動する“ハネト”をしてくれ、我々親たちだけでなく、観覧席の周りの観光客の人たちも大喜びでした。

 二日目は、前日表彰された“ねぶた”だけが海上運航されると共に、二時間の花火大会を堪能しました。

 

 ねぶた海上運航&花火の後は、青森の奥さんの友達のお店で郷土料理を堪能しました。

 私の席の傍には、友達の子供達で、最初の宮城県の七夕祭り、寒風沢の海水浴、青森のねぶた、十和田湖のことや飛騨高山で高校生だった私の息子と盛岡の社会人なっていた子供が夜中に語り明かしたことなど懐かしい思い出が語られました。

 その後で、これからは我々親の時代から子供達の時代へと話をしますと、盛岡の友達の子が来年盛岡でと話が盛り上がり主役のバトンタッチができ絆連携ができ一層の喜びを感じられました。

 

 青森では“ねぶた”が終わるとマイナス温度になると云うそうです。

 そう“心”がマイナス温度なのです。

 “ねぶた”で熱い想いの完全燃焼してしまうようです。

 

 そう中小企業診断士養成研修の時に、徳島から研修に来ていた仲間が、名古屋の長期実習の時の商店街の“阿波踊り”を見て、研修に来たために今年の“徳島での阿波踊り”ができないと残念がっていたのを思い出します。

 

 全国の有名な祭りは、地元の人々が熱く燃えるから観光客も感動受けるのだと思います。

 

 青森“ねぶた”は、もう一度地元の方々が熱く燃える“ハネト”の原点に帰る時期にきているように感じます。

 そして四度目の“青森ねぶた”は、地元の人々が熱く燃える完全燃焼している“ハネト”を観たいものです。

 

 私は、ヒアリングが一番大切だと診断実習で習いました。

 それを一番大切にしてきました。

 診断対象の企業、団体、行政の人々に寄り添い幾通りもある道の中で、

 診断対象の人々が本気になって喜んで歩める道を感じて選んであげることを続けてきましたし、今後も続けたいと思っています。

 

 まず、“人と人との心”の繋がり、信頼が大切だと子供達へのバトンタッチで再認識をさせてもらいました。

 

 コンサルの正解は、対象の企業、団体、行政の人々のこころの中にある。

 

寄り添う伴走者でありたい 飯田 肇