中野 工

“寒川朝市”に見る“まちづくり”のツボとは

 3月半ばとは言えまだ寒く、その上曇り空の朝にも関わらずJR相模線の寒川駅前公園ではもう“寒川朝市”が始まっていました。

 いまや県内各地域の市町村で盛り上がってきたのが“朝市”です。今回は近くの寒川町民センターでも同時に「地域活性化」をテーマにしたシンポジュームがあり、いま「地域を賑やかにする活動とは何か」をテーマに宇都宮市の市民活動の例を挙げて「地域活性化のツボ」を解りやすく説明する宇都宮共和大学・内藤先生の主調講演に続き、4人のパネラーとコーディネーターがそれぞれの立場から「地域の活性化」についての具体的なディスカッションがあり、そこでは「つくる人」「売りたい人」「欲しい人」...をみんなで支える仕組みこそがツボであるということでした。

 

 朝市という「まちづくり」の一つも、いろいろな目的をもって参加する人たちの場であり、楽しく過ごし、そして次の展開を図る場になっているということがよく解りました。みんなの住んでいる地域で毎月1回行われる朝市が、回を重ねるごとに出店者も来街者もどんどんと増えているのはその証拠ではないでしょうか。その中では、食べるものをつくる人(飲食品関係)が主流で、手芸品(アクセサリー、装飾品)、陶芸品、木工芸品など、すべて実用的な「ものづくり」のブースが、この朝市のほとんどを占めていました。これこそ「ものづくり」と「まちづくり」の融合そのものです。