福祉サービスにおけるBCP(事業継続計画)

1.BPC(事業継続計画)について

 福祉事業所においても、災害時において利用者へのサービスを安定的に提供できることが重要になっております。

 平時から災害を見越した備えが求められますが、地震、風水害、雪害、火災等突発的に発生するリスクもあれば、新型インフルエンザを含む感染症、水不足、電力不足などの段階的かつ長期間にわたり被害が継続するリスクもあり、事前の対応が困難となっています。

 単なる防災計画ではなく、事業継続計画(BCP;Business Continuity Plan)の策定と実施が今後の福祉事業にとって重要なテーマになっています。

2.福祉事業所における事業継続計画(BCP)のポイント

 1.第1の目的は「人命の安全確保」

 2.第2の目的は最重要業務である「福祉の継続・早期再開」

 福祉サービスBCPにおいてはこの2つの目的に向かっていかに被害を低減し、いかに復旧時間を短縮するかがポイントです。

3.保育園を例にBCPの必要性について

 東日本大震災において、被災地の保育園・幼稚園では、津波が押し寄せる中、

 子どもたちを保護者に届けるべきか、園としての避難を優先すべきかの問いを突き付けられた。

 また、都内の保育園・幼稚園では、勤務先で帰宅困難者となった保護者はすぐにお迎えに来ることは困難であり、園での保育の継続を余儀なくされることが明確になった。また、電力不足による企業の休日シフトに応じ、幼稚園・保育園の運営日の変更を行った地域もあった通り、保育園・幼稚園の事業継続は、保護者や企業、自治体にとってなくてはならない存在となっています。

 保育園・幼稚園BCPにおいて「人命の安全確保」「保育の継続・早期再開」の目的に向かっていかに被害を低減し、いかに復旧時間を短縮するかが求められます。

福祉サービスにおけるBCPの作成を考えている皆様へ

 私たち「公益法人 けいしん神奈川」では、福祉サービス第三評価善の経験を活かし、福祉とマネジメントの視点から福祉サービスにおけるBCPの作成のお手伝いを進めております。