地域交流サロン in 川崎区(平成27年3月24日)

”鋼管通りでブツブツ”報告会

 鋼管通商栄会(事業部長阿部正弘:仙台屋、写真右2番目)では、町名を鋼管通に変えるぐらい日本鋼管の城下町として栄えていました。が、近隣の商業施設に顧客を奪われ、危機感を募らせていました。かっての賑わいを取り戻したいという話し合いから、終戦直後の鋼管通に、物々交換店があったことが話題になりました。「工員達が朝、様々なものを持ち込み、帰りには交換された物を持ち帰る。」ある時、朝持ち込んだ物が夕方には食用ガエルに交換されたという話も出てきました。

 物々交換のアイデアが思い浮かばない、イベントを実施するほどのお金がない、さあどうしようという段で、鈴木博明氏(県職員商業まちづくりグループ副主幹:写真右端)に相談したところ、NPO法人ミニシティ・プラスを紹介されました。

 NPO法人ミニシティ・プラス(理事杉山昇太:写真右3番目、事務局長岩室晶子:写真左3番目)、は、「未来を担う子供たちが、自由な発想で社会について知り、体験し、考えるチャンスをつくり、その中で自分らしさが活かせる生き方を自分の力で見つけられるように促していく」団体です。

 ミニシティ・プラスの子供たち(写真左端から:直枝さん、百崎さん)は、鋼管通商栄会に「ブツブツ交換」の企画書を提案しました。自分が大事にしていたけど使わなくなった物を持ってくると、子供たちが、1ポイント、3ポイントと査定してポイント券を渡し、他の人が出したものと交換する仕組み。物はないけども、イベントを手伝えば、1ポイントを貰える仕組み。


 イベントは12月13日に開催されました。子供たちが係わることで、商店街の方たちに活気が漲り、サンマ焼きブツブツ交換、つきたてお餅ブツブツ交換等の協力をしてくれました。1000点ぐらいの商品が集まり、そんなこんなで、イベントが大いに盛り上がり、商店街や地元の方から「次いつやるの?」という問いかけもありました。


 近隣マンションの住民が来街して、商店街を知ってもらいました。酒屋が1日で10数本売るし、自転車屋が高級自転車を売りました。今回はイベントの核をNPOにお願いして成功しましたが、これを地域の小中学校と連携して、ノウハウを如何に繋げていくかが課題。子供たちの新鮮な感覚を、商店街の活性化に持ち込むことの大切さを知りました。